ヘパリンブリッジは有用? BRIDGE trial

N Eng J Med. 2015; 27 373: 823-33  PMID:26095867

待機的な手術、侵襲的な手術を予定している場合、Wf内服に対してヘパリンブリッジングを行わないことが、動脈血栓塞栓症の予防において非劣勢かどうかを調べたRCT。

機械弁、12W以内の全身性塞栓/TIA、6週以内のmajor bleeding、CCr30以下、血小板10万以下、待機的な心臓、頭蓋内、髄腔内手術は除外。

5日前にWfを中止した。

P:慢性心房細動or心房粗動 3ヶ月以上Wf内服

I:ヘパリンブリッジを行わない

C:ダルテパリンを使用

O:動脈血栓塞栓症、major bleeding

ヘパリンブリッジをしないことが非劣勢が認められた。また、major bleedingはヘパリンブリッジ施行群で優位に多かった。